はじめての個別株投資③|高配当株投資・配当利回りの考え方

投資・資産形成

こんにちは、まめこです!

今回は、「はじめての個別株投資」シリーズの第3回目。

2020年に知識ゼロから個別株投資を始めた私まめこが
当初まず知りたかったこと、疑問に思ったことを振り返って

  • 個別株ってどう選べばいいの?
  • 投資って専門用語が多くて難しい
  • チャートや指標の見方がよくわからない など

このようなデビュー前後の不安を解消します!

  • すでにNISAで投資信託などを始めている
  • 投資に興味が湧いてきた
  • これからは個別株投資にも挑戦してみたい!

そう思っている投資初心者さんにもわかりやすい言葉で、株式投資の基礎を解説します。

前回はPER・PBR・ROEなどの財務指標から、銘柄選定をするための基礎知識について解説しました

今回は、高配当株投資をするにあたって、前回の財務指標にプラスして知っておきたい
「配当利回り」について解説します。

なぜ株主は配当金をもらえるの?

そもそも、なぜ企業は株主に配当を出すのでしょうか?

それは
株主=会社のオーナー(出資者)だから。


企業は事業を行うために、株式を発行して投資家からお金を集めます。
そしてその資金を使って

  • 商品やサービスを販売する
  • 設備投資をする
  • 事業を拡大する

などの活動を行い、利益を生み出します。


そして企業はその利益を

  • さらに利益を得るための事業投資
  • 不況などに備えるための内部留保
  • 残りを出資してくれた株主への還元

という形で振り分けて使っていきます。

❸の株主への還元の中で、代表的なものが配当金です。


私は、大企業で働くような能力はありませんが
こうして「出資者」となることで、大企業の優秀な方達が稼いでくれた利益の一部を受けとることができるのです。

ここが高配当株投資の魅力のひとつだと私は思っています。

まめこ
まめこ

配当を受け取るときはいつも感謝しかないです⭐︎

配当利回りとは

配当利回りとは
現在の株価に対して、年間にもらえる配当金の利回りを表したものです。

配当利回り=1株あたり年間配当金÷株価×100(%)

例えば

  • 株価:1,000円 
  • 1株あたり年間配当:40円  の場合

上の計算式に当てはめると配当利回りは 4%  になります。

配当利回りは「インカムゲイン」の水準を見る指標

株式投資の利益には、

  • キャピタルゲイン(売却益)
  • インカムゲイン(配当収入)

の2種類があります。

配当利回りは、インカムゲインの水準を測る
私たち高配当株投資家にとって、重要な指標です。

キャピタルゲインとインカムゲインについてはこちらで詳しく解説しています👇

目安はどれくらい?

配当利回りの水準の目安は

  • 2%以下 → 低め(成長株に多い)
  • 3%前後→ 標準的
  • 4%以上 → 高配当水準

日本株ではおおよそこんな感じ。

こりん
こりん

高配当投資先としてなら3%台後半は欲しいな!

まめこ
まめこ

ただ、今まで高配当株と言われていた銘柄も、最近は株高の影響で3%切るケースが多くなっているよ。

こりん
こりん

確かに、前は利回り4%近い銘柄も多かったけど最近は減ったような気がするな。

まめこ
まめこ

利回りは株価に左右されるからね。
それから、利回りが高い=いい銘柄とは一概に言えないケースもあるんだよ。

高配当株ランキングの落とし穴

証券会社のサイトなどで「高配当株ランキング」を見ると、上位には7〜8%という高利回りになっている銘柄もあったりして
思わず上から順番に飛びつきたくなってしまいます

でもそれ、実は「ちょっと待った」案件。
高配当株投資初心者が最も失敗しやすいポイントでもあります。

高い配当利回りは一見魅力的ですが、
中には危険な高配当株もあります

注意したいのは

  • 「一時的に高配当に見えているケース」
  • 「減配リスク」
    (減配=配当が減ったり、なくなってしまうこと)

高配当ランキングの中には、そのような要注意銘柄が紛れていることがよくあります。

以下で、2つの要注意例について解説します

株価が暴落したケース

配当利回りは「配当 ÷ 株価」で計算されるため、
株価が大きく下がると利回りは自動的に上がります。

ということは、

業績が悪化して株価が大きく下がった結果、
配当利回りが高く見えている
というケースもあるのです。

その場合、配当利回りが高くても、株価がさらに下がってしまったり
配当金が払えずに減配したり…という、高リスクな投資になる可能性も。

そのため、高配当株を選ぶときは

  • 会社の業績
  • 財務状況
  • 配当の継続性

なども合わせてチェックすることが大切です。

記念配当などの特別配当

こりん
こりん

あと、高配当!と思ったら今年だけの記念配当だったってこともあるぞ

まめこ
まめこ

そうそう。記念配当で一時的に配当利回りが高くなってるケースもあるね

記念配当とは、企業が

  • 創立○周年
  • 上場○周年
  • 過去最高益の達成

などの節目を記念して、通常の配当に 上乗せして支払われる配当 のことです。

記念配当は その年だけの特別な配当 であることが多く、
翌年以降も続くとは限りません。


そのため、高配当株を選ぶときは

  • 通常の配当はいくらか
  • 特別配当が含まれていないか

も確認しておきましょう。

配当が高い企業とそうでない企業の違い

いろんな銘柄を見ていると、
配当が多い企業、全くない企業
配当の出し方には差がありますよね

この違いは、主に企業の方針や成長段階の違いによって生まれます。

配当以外の株主還元(自社株買い)

株主還元の形は、配当金だけではありません。

その一例が、株価の上昇を通じて株主に還元する
「自社株買い」という形。

自社株買いとは、企業が自分の会社の株を市場から買い戻すこと。
市場に流通する株の数が減ることで、1株あたりの価値が上がりやすくなります。

まめこ
まめこ

つまり、同じ利益でも「1株あたりの取り分」が増えるイメージ

また、企業にとっては自社株買いを行うことでEPS(1株あたり利益)やROE改善を狙えるといった効果もあります。

株主に直接現金が支払われる配当金に対して、
自社株買いは株価を支えるという間接的な株主還元策です。

日本企業の自社株買い総額は年々増加傾向にあって、自社株買いを積極的に行っているという企業は少なくありません。

配当が少ない=株主還元をしていないとは限らないのです。

配当利回りが高い企業は株主還元を重視している

そのうえで、配当利回りが高い企業は
利益を株主にしっかり還元する方針の企業と考えることができます。

安定した利益を出している企業ほど、

  • 定期的に配当を出す
  • 配当を年々増やしていく(増配)

といった傾向があります。

逆にすぐに減配をしてしまうような企業は要注意。

高配当株投資では、
「この会社は株主還元を大事にしているか」

という視点も重要になります。

成長段階の違い

また、これから成長していこうとしている成長企業か
それともすでに大きく成長している成熟企業か
によっても配当の出し方は異なります。

成長企業

成長企業は利益の大部分を新規事業、研究開発、設備投資 などに使うことが多いため、配当は低め(もしくは無配)です。

代表例:
IT企業・バイオ株など

まめこ
まめこ

これから成長していく若者は、周りの人にお金を配る余裕なんてなく、稼いだお金を自己投資に使って成長していくよね。そんなイメージ。

こりん
こりん

今もらえるお金は少ないけど、将来的には大きく育って恩返ししてくれるかもな

成熟企業

すでに大きく成長しているため、成長企業のように
「利益の大部分を開発や設備投資などに充てる」
というよりは、その分を「株主へ還元する」ことの方が多くなります。

その結果、配当利回りが高くなる傾向があります。

日本の個別株で高配当株が多い業種は

  • 商社
  • 銀行
  • 通信
  • インフラ
  • エネルギー など。

これから成長していくというよりは
すでに大きく成長し、成熟期に入っている企業が多い業種です。

まめこ
まめこ

若者が立派に成長して、お金持ちの太っ腹おじさんになって、稼いだお金で周りの人におごってくれる…そんなイメージ。

こりん
こりん

配当が少ない=成長中の若者
高配当株=太っ腹なおじさんか。

配当の安全性を見る「配当性向」

高配当投資をするなら、もう一つ見ておきたい指標があります。

それが配当性向

高配当投資では、配当利回り以上に重要と言われることもある指標です。

配当性向とは、「会社の利益」のうち
どれくらいを配当に回しているかを表したものです。

配当性向=年間配当 ÷ 1株利益(EPS) ×100

で計算できます。

たとえば

1株利益(EPS):100円
年間配当:40円

の場合、上の式に当てはめると配当性向は40%となります。

配当性向の目安

一般的には

  • 30〜50% → 安定
  • 60%以上 → やや高め
  • 80%以上 → 減配リスクあり

と言われています。

まめこ
まめこ

パーセンテージが低いほど、余裕を持って配当を出せていることになるね

こりん
こりん

逆にパーセンテージが高いほど、無理して配当を出している=減配のリスクもあるってことか

もちろん例外もありますが、高配当株を選ぶときは
配当利回り+配当性向の両方を見るのがおすすめです。

まとめ

今回は、配当利回りについて解説しました。

  • 配当利回り=株価に対する「配当収入の利回り」を表す指標
  • 日本株では3〜4%以上が高配当の目安
  • 利回りが高い理由を確認することが大切
  • 配当性向もチェックすることで安全性がわかる

高配当株投資は「長く持つことで安定した配当収入を得る投資」で、
長期投資ととても相性の良い投資スタイルです。

そして短期の株価よりも
企業の安定性と配当の継続性を重視するのがポイントです。


そして必ず、銘柄を分散することも重要です。

そのためにはインデックス投資と違い、ある程度の知識と手間が必須になります。


5年前、初めて配当金をもらった時の喜びは今も覚えていますし
20社以上から配当を受け取るようになった今でも、配当が入金されるとテンションが上がります。
投資をやっていて良かった。と思う瞬間です。

優良な高配当株を保有していれば、暴落時も配当を受け取りながら投資を続けていきやすいと思います。

ぜひ一緒に知識を身につけて、高配当個別株投資にチャレンジしてみましょう!

次回は、チャートの見方について解説します

まめこ
まめこ

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