こんにちは、まめこです!
この「はじめての個別株投資」シリーズでは、
2020年に知識ゼロから個別株投資を始めた私まめこが
という投資初心者さんに向けて、わかりやすい言葉で株式投資の基礎を解説しています
前回は、高配当株投資をしていくにあたって必要な知識として
「配当利回り」や「配当性向」について解説しました。

今回は株価チャートの見方について解説します。
長期投資における株価チャートとは
投資初心者さんにとっては株価チャートって
という感じではないでしょうか

チャートって短期トレードのイメージ…
確かに、長期投資において、チャートを「詳細に」読む必要はありません
ですが
こういったことを知るために、チャートの基本的な見方は理解しておきたいところ。
前回までの記事で学んだ「財務指標」や「配当利回り・配当性向」はファンダメンタルズ分析ですが、今回は投資タイミングをはかるためのテクニカル分析になります。
両方を組み合わせることで、より賢い投資判断ができるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

要点を絞って覚えればそんなに難しくないよ!

気になっている銘柄の株価チャートを見ながら一緒に勉強しよう!
ローソク足の中身を理解しよう

株価チャートといえば、イラストのような
「ローソクのような形をした赤や青の棒がたくさん並んだグラフ」をイメージすると思います。
このローソクのような棒のことを
「ローソク足(あし)」と言い、この1本の棒の中に
次の4つの情報が入っています👇
| 名前 | 意味 |
| 始値(はじめね) | その期間の最初についた株価 |
| 終値(おわりね) | その期間の最後についた株価 |
| 高値(たかね) | その期間の最高値 |
| 安値(やすね) | その期間の最安値 |
また、ローソク足には「陽線(ようせん)」と「陰線(いんせん)」の2種類があります。
- 陽線:終値が始値より高い(価格が上がっていった)⤴︎
→ 白や赤で表示することが多い - 陰線:終値が始値より低い(価格が下がっていった)⤵︎
→ 黒や青で表示することが多い
という見方ができます。
日足・週足・月足の違いと使い分け
ローソク足には主に「日足」「週足」「月足」があります
というふうに使い分けします。

長期投資では「週足」「月足」を中心に見ましょう。「日足」をみると、日々の細かい値動きに惑わされやすくなります。大きなトレンドをつかむには、時間軸を長くとることが重要です。
ローソク足の意味
ここはとりあえず
「ふーん、こういう意味があるのね」
程度に覚えればOKです。
まずは下の図を例に見てみましょう。

左の赤いローソクはその期間内で
- 2400円でスタートし(始値)
- 一時2520円の最高値↑をつけ
- 一時2350円の最安値↓をつけ
- 2500円で取引を終えた。(終値)
- 最初より最後の株価が高かった=「陽線」
そして右の青いローソクはその期間内で
- 2480円でスタートし(始値)
- 一時2520円の最高値↑をつけ
- 一時2350円の最安値↓をつけ
- 2390円で取引を終えた。(終値)
- 最初より最後の株価が安かった=「陰線」
という意味になります。
また、ローソクの本体から上下に伸びる細い線を「ヒゲ」と呼びます。
下ヒゲが長い=安値をつけたが、そこから買い戻された(買い意欲が強かった)
上ヒゲが長い=高値をつけたが、そこから売られた(売り圧力が強かった)
というふうに読むことができます。
1本1本のローソク足の形を深読みする必要はナシ!「その日、週、月にどんな動きがあったか」を大まかに把握するために覚えておく程度でOK
移動平均線の見方
次に、移動平均線を見てみましょう。
移動平均線とは「一定期間の終値の平均値を繋げた線」で、株価チャートに重ねて表示されていることが多いです。
これもローソク足と同じように、期間で分けてみることができます。
| 線の種類 | 概要と用途 |
| 25日移動平均線 | 約1ヶ月の平均。短期のトレンドを見るのに使う |
| 75日移動平均線 | 約3ヶ月の平均。中期のトレンド確認に使う |
| 200日移動平均線 | 約1年の平均。長期のトレンド判断に使う |
長期投資における移動平均線の活用ポイント
① トレンドの方向性を確認する
長期投資における移動平均線の最もシンプルな使い方は
「株価が200日移動平均線の上にあるか下にあるか」を確認することです。
- 株価が200日平均線の上にある→長期上昇トレンド⤴︎にある可能性が高い
- 株価が200日平均線の下にある→長期下降トレンド⤵︎にある可能性が高い
もちろんこれだけで買い判断することはできませんが、
「今この株はどういう状況にあるのか」をざっくり把握するのに役立ちます。
② ゴールデンクロス・デッドクロス
2本の移動平均線が交差するタイミングのことを、「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」と言います。
- ゴールデンクロス:短期線が長期線を下から上に突き抜ける→上昇トレンドへの転換サイン
- デッドクロス:短期線が長期線を上から下に突き抜ける→下降トレンドへの転換サイン
移動平均線は「遅行指標」です。過去の平均値から計算されるため、トレンドが変わった後から反応します。あくまで参考情報として使いましょう。
地味に重要な「出来高」
チャートの下部に表示されている棒グラフを「出来高(できだか)」と呼びます。
その日(または週・月)に売買された株の総数を表しています。
投資初心者は株価の動きだけを見て、出来高を無視してしまうことも多いですが、出来高は「その株価の動きにどれだけの信頼性があるか」を測るヒントになります。
出来高で何がわかる?
| 株価 | 出来高 | 意味と解釈 |
|---|---|---|
| 上昇↗︎ | 増加↗︎ | 信頼性の高い上昇。多くの投資家が買っている |
| 上昇↗︎ | 減少↘︎ | 勢いのない上昇。続かない可能性あり(注意) |
| 下落 ↘︎ | 増加↗︎ | 本格的な売りが出ている(要警戒) |
| 下落↘︎ | 減少↘︎ | 小さな調整の可能性。様子見でもよい |
急激な出来高増加を見たら、「何かが起きているサイン」として決算や業界ニュースを確認する習慣をつけましょう。ニュースと出来高を合わせて見ることで、株価の動きの理由がわかってきます。
長期チャートで「会社の歴史」を読む
多くのチャートツールでは、表示期間を「1ヶ月」「6ヶ月」「1年」などから選べます。
私はまず最初に、「5年」や「10年」の長期チャートを見ることが多いです。
長期チャートを見ることで、次のことがわかります。
- 長期的に右肩上がりの成長を続けているか
- 過去の大きな暴落からどう回復したか
- 業績の波(好況・不況)に対して株価がどう反応するか
そして特に注目したいのが、過去の大きな下落局面。
2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックなど
市場全体が大きく下落したタイミングでも、強い会社はその後しっかりと株価を回復させています。
財務指標と組み合わせて見よう
「長期チャートで右肩上がり+財務指標で業績も堅調」という組み合わせは、投資対象として信頼性が高いです。チャートと財務指標はセットで確認しましょう。
長期投資家がチャートを使うのはどんな時?

で、どんな時にチャートを使えばいいんだ?
私は、個別株投資をするとき
- まずは財務指標で良い企業を見つける
- 「高値掴み」を避けるためにチャートを見る
という順番で銘柄チェックをします
まずは超長期チャートで会社の歴史を見た後、
短期的に上がりすぎていないかもチェックします。
いくら財務が良い銘柄でも、高値圏で買ってしまうと短期的に大きく損してしまうことがあります。
チャートで「最近急激に価格が上がっていないか」を確認するだけでも、高値掴みのリスクを減らせます。
具体的には、
をチェックするのが有効です。
移動平均線から大きく乖離していないか
株価は移動平均線から大きく離れたまま上がり続けることは少なく、いずれ移動平均線の近くまで戻ってくる性質があります。

株価と移動平均線って常にゴムひもでつながってるみたいなイメージで、そのうちお互いに寄っていくの。
そのため、株価が移動平均線から大きく上に離れているとき(上方乖離)は「買われすぎ」のサインである可能性があります。
いくら財務が良い会社でも、このタイミングで買ってしまうと、一時的に大きな含み損を抱えるリスクがあります。
乖離が大きいときは、少し待って株価が落ち着いてから購入を検討するのが賢明です。
では、どのくらいの乖離が大きいのか?というと
正しい答えはありません💦

は?はっきり言え

むーちゃんはたまに出たと思えば圧をかけてくるよね…
あえて言うなら、25日移動平均線から10〜15%以上離れていたら「少し過熱気味?」と意識してみましょう。
株価が5000円、25日移動平均線が4000円のところにいたら、20%乖離している=「上げすぎかな」と判断できます。
「窓」が開いていないか
チャートを見ていると、ローソク足と次のローソク足の間に「空白」ができることがあります。これを「窓(まど)」と呼びます。

前期間の終値と、翌期間の始値の間に価格差が生じると、このような「窓」が開きます。
- 上に飛ぶ → 「上窓(うわまど)」:好決算・業績の大幅上方修正や、株主還元策の発表(増配・自社株買いなど)好材料が出ると上窓が開きます
- 下に飛ぶ → 「下窓(したまど)」:決算の大幅な下方修正・不祥事の発覚など悪材料が出ると下窓が開くことが多いです
窓は「埋まる」ことが多い
チャートの世界では「窓はいつか埋められる(閉められる)」と、よく言われます。
※窓を埋める(閉める)
=上窓の場合は株価が下落して窓を開ける前の水準まで戻ること。下窓はその逆。
窓が開いた後、株価が反転して空白部分を埋めるように動くケースが多いです。
すべての窓が必ず埋まるわけではありませんし、埋まるまでの時間もさまざまですが
「窓が開いている=元の株価に戻るかも?」という感覚を持っておきましょう。
上窓の場合は警戒、下窓の場合は買いチャンスかもしれません。
まとめ:長期投資家にとってのチャートの立ち位置

今回勉強したことをまとめるぞ!
チャートはあくまで補助ツールです
長期投資・高配当株投資のメインは
財務指標・配当・事業内容などのファンダメンタルズ。
ですが、今回紹介した4つのポイント
(ローソク足・移動平均線・出来高・長期チャート)
を押さえてチャートを見れば、投資判断の質がぐっと上がります!
少し長くなりましたが、ぜひ繰り返し読んで、チャートの基本をマスターしてくださいね!

個別株はタイミングも大事。チャートが読めると失敗を減らせるよ。

ファンダで狙いをつけて、チャートでタイミングを見極めよう!

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